kindle本で読む。なかなかこういう本は書店で実際に買うとなると恥ずかしいものだが、ワンクリックで読むことができる。有難い世の中だ。この本には、著者の禁欲戦士さんの成功も失敗も、隠さずに赤裸々な体験談が書かれている。それから、禁欲戦士さんの視点からの色々な気づきが書かれている。
禁欲戦士さんのブログはこちら、現在進行形で自分も頑張ろうと勇気をもらえる。
以下、読後の覚書など)
一つ興味深かったのは、禁欲戦士さんは、羽生結弦選手がオナ禁ファイターであると、推理している。そして世の中の男性が彼に嫉妬する理由も書かれている。それは、まさしく自分にも当てはまった。
自分も性的禁欲に本格的に取り組むまで、何となく、羽生結弦選手が好きではなかったが。それは、ただ単に、彼のストイックな崇高さに嫉妬していたのかもしれない。
以前の自分なら・・・『オナニー? 普通にしてますよ』『AV大好きです』なんて、明るく答えるキャラクターの男の方に親近感を覚えて、好感をもっていただろう。
他の有名人で言えば、イチロー選手にも、そのプレーのファンでありながらも、何か親しみにくいものを感じていた。今は、変わってきていて、禁欲を貫いているであろう人物に興味を持つようになっている。
尊敬する人物や好きな人物が、自慰行為をしているところを想像できるだろうか?
自分の場合は、まず、父親のことを最近よく考えている。
コロナ禍で、しばらく会っていないからかもしれない。直接聞いたことはないが、少なくとも、父親が今の自分の年代の時には禁欲していたと思う。
昨日、記事に書いた、吉川晃司さん、関連してロック界のレジェンド、矢沢永吉さん、ロックといえば、ヒムロックこと、氷室京介さん、
架空の人物でも良い、漫画ならワンピースのルフィやエース、ドラゴンボールの孫悟空、ろくでなしBLUESの前田太尊、サラリーマン金太郎の矢島金太郎、バガボンドの宮本武蔵、ザ・ファブルの佐藤明、
彼らに自慰行為のイメージは全くない。
昔の日本人はどうだったのだろう? 時代が不安定であればあるほど、腰に刀を差して歩いていた武士の緊張感を思う時、自慰行為をするイメージはない。あくまで主観だが。
昔は若くして結婚していたし、江戸時代には春画はあったとしても、今のようにスマホはないし、ポルノ全盛の時代ではない。
2021年の日本人にくらべ自慰回数はだいぶ少ないのではと思う。現代日本は良い意味でも悪い意味でも、生死の緊張感が少ない状況なのかもしれない。
そもそも、今も昔も、真にカッコ良い男=自慰行為とは無縁、もしくは極端に少ないと思う。なぜなら女性に不自由しないから。
モテるから自慰行為が必要ないのか
自慰行為の頻度が一般より極端に少ないからモテるのか
どちらが先かはわからないが、それぞれの要素が相重なり、好循環が続いていると思う。自分のように、彼らのようにカッコ良くない男は、禁欲(オナ禁)という状況を意図的に作り、継続し、好循環状態を作れるように努力しなければならない。
禁欲戦士さんのお勧めの本も紹介されており、少し値段は張ったが注文した。禁欲について、もっと勉強してみようと思う。